ウィメンズヘルスをより深く知るための疑問を解決!

ウィメンズヘルス

どうも、みっこです。

以前の記事で、
私が発信する
「ウィメンズヘルスとは」
について紹介しました。

こちら☟
ウィメンズヘルスで全女性のカラダの悩みを解決!

今回は、
ウィメンズヘルスの基礎・概論について
まとめていきたいと思います。

そもそも、
「ウィメンズヘルスって
初めて聞いた」
「どんな分野なの?」
とわからない人がほとんどだと思います。

私も医療の分野で働いていましたが、
周囲にウィメンズヘルスを
知っている人も少なく
ウィメンズヘルスのケアに携わっている
人もいない状況でした。

私が知ることになったきっかけは、
先輩が
「ウィメンズヘルスに興味あるんだ~」
と話をしたことです。

「何それ?」
と最初は思いましたが、
調べていくうちに興味を持つようになった、
という状況です。

医療職の中でも
知らない人が多い
ウィメンズヘルス
について
深堀してみました。

この記事では
  • 「ウィメンズヘルス」の概要を知ることができる
  • ウィメンズヘルスで受けられるケアについてわかる
  • 理学療法士が活動する場所について知ることができる

ことができます。

この記事を読まなければ
  • ウィメンズヘルスの理解が深まらないまま
  • 医療の分野でケアできることが分からないまま
  • どこでケアを受けられるかわからないまま

になるでしょう。

ぜひ最後まで読んで、
理解を深めてくださいね。

ウィメンズヘルスの概論

ウィメンズヘルスは医療における
「女性の健康」
を考える分野です。

女性は、
月経・妊娠・出産・閉経など、
生涯を通じて体が変化していきます。

また、
ライフステージでは
仕事・家事・育児といった役割を担います。

ウィメンズヘルスとは、
そんな体の構造やライフスタイルの性差に注目した
医療分野のことを言います。

日本では新しい用語のように聞こえますが、
世界的には歴史が長い分野です。

海外では、
産前産後のリハビリとして
不調の予防や改善のために
実施することも一般的です。

日本でも、
ウィメンズヘルスに取り組む
病院が少しずつ増えている現状です。

ウィメンズヘルスに関わる職種

ウィメンズヘルスを学ぶ機会は
医療養成校において
・助産師
・看護師
・理学療法士 

が学ぶ機会があるようです。

現在の日本では、
主に理学療法士が関わっています。

理学療法士とは、
基本的な動作(立つ、座る、歩く)
の機能を獲得するための
リハビリの専門職です。

この職種の多くは
・病院
・高齢者施設
・整形外科
など多くの場所で勤務しています。

日本理学療法士協会によると、
ウィメンズヘルス専門知識のあるセラピストは、
2020年7月時点では、
5900名
登録会員として活動しているようです。

協会会員数が13万人なので、
およそ22%にあたります。

ウィメンズヘルス分野で活躍する理学療法士は、
・医師
・看護師
・助産師
などと共にアプローチすることがあります。

ウィメンズヘルスで受けられるケア

実際にウィメンズヘルス
で受けられるケアは
以下のようなものがあげられます。

  • 妊娠中から産後にかけての変化
  • 骨盤底機能障害
  • 乳癌による乳房への手術後に生じる筋骨格系障害,リンパ浮腫へも対応
  • 女性アスリートの健康
  • 骨粗しょう症関連疾患

この中でも、
主に2つの悩み
にアプローチしていることがわかりました。

妊娠や産後による姿勢の変化・痛み

妊娠することでお腹が大きくなり、
⾝体の重⼼の位置が変化します。
妊婦の多くは、
腰痛や骨盤の不安定さで悩んでいます。

産後は骨盤が広がった不安定な状態に加え、
授乳や赤ちゃんの抱っこなど、
体力的にハードな日々が続きます。

不慣れな動作不良姿勢
が続くことで、
痛みが⽣じることもあります。

そこで、
姿勢や脊柱及び⾻盤帯の機能をチェックし、
姿勢や⽇常⽣活動作の指導
治療等を⾏います。

骨盤底機能のトラブルに関わる

骨盤底機能は、
内臓の保護排尿のコントロール
という2つの役割があります。

しかし、妊娠中の⼦宮の重みによって
⾻盤底筋群が引き伸ばされたり、
産後の⾻盤底筋群の脆弱化が原因で、

尿失禁⾻盤内臓器脱
を⽣じることがあります。

実際に、
尿失禁症状の評価や
⾻盤底筋群の機能評価を⾏い、
⾻盤底筋トレーニング
を実施します。

このように、
妊娠から産後の女性にフォーカスして
介入することが多いようです。

尿失禁や骨盤臓器脱など、
デリケートで恥ずかしい分野ですが、
骨盤底筋のトレーニングについては、
日本でも広まりつつあるようです。

ウィメンズヘルスの理学療法を受けられる場所

では、
ウィメンズヘルスに関わる理学療法は、
いったいどこで受けられるのでしょうか?

この分野で活躍する理学療法士は

  • 整形外科クリニック
  • 産婦人科
  • 病院のリハビリテーション部門

に所属し、勤務しています。

これらの多くは医師の指示のもと、
リハビリを受ける流れになります。

ごく一部ですが、
個人院サロンを開業している場合もあります。

そこでは
理学療法士が直接ニーズや問題点を把握し、
治療する流れになるようです。

私が考えるウィメンズヘルスケアの問題点

ウィメンズヘルス分野のケアは
理学療法士が行っていると紹介しました。

プロの視点からみた
・姿勢の評価や治療
・骨盤底筋のトレーニング
を受けられるので、
身体のメンテナンスは
安心して任せられることが多そうです。

しかし、
ウィメンズヘルスの理学療法は
まだ発展途中の分野であり、

歯医者や接骨院のように、
街に一つはあるほどメジャーな分野ではなく
首都圏都市部に偏っています。

「相談したい」
「身体を見てほしい」
と思っても、
身近に相談できる環境は少ないようです。

そして対象としている人々も
妊婦や産後の女性など、
一部であることがわかります。

「妊娠・出産」や「骨盤底トラブル」
は医療介入が広まりつつありますが、
その他の女性へのケアは
サポートされていない状況です。

例えば、
生理やPMSで悩む1学生、
更年期を迎えた女性
などは
身体の不調を抱えながらも
日常生活を送らなければならない状況です。

そして、
対処する方法は服薬しか知らない。

医療が介入できる分野が制限されず、
「すべての女性を健康に」
することができれば、

よりウィメンズヘルス
認識が広まるのではないか、
と考えます。

一人でも多くの女性が
健康で過ごせることが
私の願いです。

まとめ

ウィメンズヘルスを
より深く知るための疑問を解決!
についていかがでしたか?

これまでの内容をおさらいしますね。

ウィメンズヘルスの概論

  • ウィメンズヘルスは女性身体の変化やライフスタイルの性差に注目した医療分野のこと
  • 日本では新しい分野だが、世界的には歴史が長い

ウィメンズヘルスに関わる職種

  • 主に理学療法士が関わる
  • 医師、看護師、助産師と共に取り組むこともある

ウィメンズヘルスで受けられるケア

  • 主に妊娠中から産後の女性、骨盤底のトラブルを抱えた女性にアプローチしている
  • 他にはスポーツ関連や骨粗鬆症などもアプローチしている

ウィメンズヘルスの理学療法を受けられる場所

  • 整形外科、産婦人科、病院のリハビリ部門に所属している
  • 個人院やサロンを開院している人もいる

私が考えるウィメンズヘルスケアの問題点

  • 全国的にどこでもケアを受けられる環境ではない
  • 対象としている年代に偏りがあるっている

このように、
ウィメンズヘルスは
どのような考えを持っていて、
どんな人を対象としているのか
を説明しました。

少しでもあなたの
ウィメンズヘルス
への理解が深まれば
うれしいです。

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