健康でいるためには「ヘルスリテラシー」の向上が必要不可欠

ウィメンズヘルス

どうも、みっこです。

今回は
ヘルスリテラシー
について解説していきます。

健康な毎日を過ごすために、
ヘルスリテラシー
を向上させることは必要不可欠です。

ヘルスリテラシー
は聞きなれない言葉で、
初めて聞いた人も多いと思います。

ヘルス=健康
リテラシー=
情報を適切に選択し意思決定る力

と訳すことができます。

つまり、
自分の健康(状態)について把握し、
調べて、
必要な情報を活用する
ということです。

日本人のヘルスリテラシーは
低いと言われますが、
その理由やどんな影響があるのかを
解説していきます。

この記事を読むと
  • ヘルスリテラシーという用語について理解できる
  • 自身のヘルスリテラシーを見直すきっかけになる
  • 今後、ヘルスリテラシーを意識し情報の選択をすることができる

ということを知ることができます。

この記事を読まなければ
  • 自身の健康を意識するきっかけがないまま
  • ヘルスリテラシーが低い理由についてわからないまま

生活を送ることになるでしょう。

それでは、
健康でいるために必要不可欠な
「ヘルスリテラシー」の向上
についてお伝えしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

ヘルスリテラシーとは一体!?

まず、
ヘルスリテラシー
という言葉について説明していきます。

ヘルスリテラシーとは、
健康につながる情報を入手し、
理解し、
評価して、
適切に活用する力のこと

例えば、急に熱発したとします。
あなたならどうしますか?

  • いつから熱発したか知る
  • 原因を考える
  • 適切な薬をに服薬する
  • 横になって体を休める
  • パソコンやスマホで症状を調べる
  • 水分を摂取する
  • かかりつけ医を受診する

などの対応をしますよね。

上記のような方は
「ヘルスリテラシーが高い
状態にあるといえます。

逆に、ヘルスリテラシーが低い人は

  • なんでもいいから服薬する
  • 用事や趣味を継続する
  • 身体を休めず遊びに出かける
  • 自覚症状を見て見ぬふりをする
  • 自然に熱が下がるまで放っておく

というような対応をするかと思います。

ヘルスリテラシーが高まれば、
日常生活における
疾病の予防
健康を維持する方法について、
適切に判断できるでしょう。

それにより、
生活の質(QOL)
維持・向上することに繋がります。

ちなみにEUやアジアの諸国と比べて、
日本はヘルスリテラシーが低い
研究報告されています。

その理由についてみていきましょう。

日本人のヘルスリテラシーが低い3つの理由

日本のヘルスリテラシーが
EUやアジアの諸国より低い理由は、
おおきく3つ考えられます。

  1. プライマリケアの不十分さ
  2. 健康に関する情報の活用
  3. 健康教育の不十分さ

これらについて解説していきます。

プライマリ・ケアの不十分さ

「プライマリ・ケア」とは、
身近にあって、真っ先になんでも相談できる
医師や医療のことです。

つまり、
「かかりつけ医」
がその役割を果たします。

ヘルスリテラシーに関する研究で
日本とヨーロッパとの比較で
最も差が大きかったのは

「病気になった時、
専門家に相談できるところを見つける」
ことに関して、

日本では6割難しいと回答したが、
EUでは1割 との研究結果があります。 

このように、
日本ではかかりつけ医の浸透が不十分で、
なんでも相談できる
かかりつけ医がいない人が多い
ことがわかります。

病気の時、
どこを受診したらよいか
という明確な情報がないため、
プライマリ・ケアで十分対応できる内容でも
大きな病院を受診するのもこのような例です。

健康に関する情報の活用

インターネットが発達したことにより、
健康に関する情報は
テレビ、新聞、ラジオ以外の手段から
入手できるようになりました。

ある調査では、
日本人は
「テレビや新聞」といった
マスメディアの情報が信頼度が高く
インターネットへの信頼度が低い
との報告があります。

しかし欧米諸国ではで、
「メディアより
 インターネットの信頼度が高い」
状態です。

例えば、
アメリカには
無料で健康や医療の論文が読める
サイトがあります。
しかし、日本にはありません

日本の健康・医学に関する論文データベースは
NPOが作成しているため、
料金を支払って
読む仕組みになっています。

これによって誰もがみな、
インターネットから正しい情報を
入手することができない現状です。

専門的な論文やデーターが
無料公開されていないことで、
マスメディアからの情報に頼る
傾向にあるのです。

健康教育の不十分さ

日本の学校教育の中で
健康について学ぶ機会が少ないことも
理由として考えられます。

私自身も、
小学校から高校まで「保健」の授業で
性教育や食事について学んだ記憶はあります。

しかし、
身体の構造やしくみについて
学習した記憶はありません。

身体のどこになにがあって、
どんな役割をしているか
理解できない状態
病院に行っても、
医者からの説明が理解できないと考えます。

ヘルスリテラシーが低い人は自分の身体に無頓着

ヘルスリテラシーが低いと、
健康への悪影響が懸念されます。

いくつか例をあげてみます。

  • 不健康な生活習慣を続ける
  • 予防サービス(予防接種や無料健診)を利用しない
  • 定期健診や必要な再検査を拒否してしまう
  • 医師からの指導内容が理解できない・守れない
  • 服薬がきちんとできない
  • 自分の症状(不調)に気づかない
  • 不調があっても受診をしない
  • 自分の体調を伝えることができない
  • 救急サービスを利用すやすい

このように、
症状を悪化させたり、
最悪の場合
死に至ることにもなりかねません。

逆にヘルスリテラシーが高い人は、
健康的な行動をしています。

生じた問題に対して、
積極的に問題解決をしたり、
他者からのサポートを求めたりしています。

まとめ

健康でいるためには
「ヘルスリテラシー」の向上が
必要不可欠
について、いかがでしたか?

これまでの内容を簡単にまとめていきます。

ヘルスリテラシーとは一体!?

  • 健康につながる情報を入手し、理解し、評価して適切に活用する力のこと
  • ヘルスリテラシーが高まれば、QOLの維持・向上につながる

日本人のヘルスリテラシーが低い3つの理由

  • 日本ではかかりつけ医の浸透が不十分
  • 論文データを無料で閲覧できる環境にない
  • 健康教育が不十分なため自分の身体について理解に欠ける

ヘルスリテラシーが低い人は自分の身体に無頓着

  • ヘルスリテラシーが低い人は健康への悪影響がある
  • 最悪、死に至ることになりかねない

このように、
健康に関して興味を持ち、
調べたり、
回復するよう努力することが
「ヘルスリテラシー」
と関連していることが分かりました。

ぜひヘルスリテラシーを高め
日々の生活が充実できるよう
意識していきたいですね。

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